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東芝製エコキュート2024年3月で製造終了! 保証やサポートはどうなる?

東芝製エコキュート2024年3月で製造終了! 保証やサポートはどうなる?

お役立ちコラム
2024.3.19 更新

東芝は2023年10月、東芝製エコキュート全商品を2024年3月末で製造および販売を終了することを発表しました。

製造終了となるのは家庭用・業務用すべてのエコキュート。以降、東芝製エコキュートは、家電量販店等が在庫として持っている東芝製エコキュートのみとなります。

東芝は「製造終了後、補修用性能部品は10年間保有し、保守・修理サービスを継続する」ことを明言しています。しかし、それでも「保証はどうなるの?」「故障したときはどこに連絡すればいいの?」と不安を覚える方も少なくないでしょう。

そこで今回は、製造終了となる東芝製エコキュートの保証・修理などのサポート体制や、「東芝製エコキュートから他社製エコキュートの交換方法」について、詳しく解説いたします。

この記事を監修したエコキュートの専門家

エコキュート交換の窓口 日向 準(ひむかいじゅん) 給水装置工事主任技術者(第 267069 号)
第二種電気工事士(東京都 第 209331 号)

株式会社アールエスの「エコキュート交換の窓口」で、エコキュートの修理・交換工事を担当。ブログでエコキュートに関する様々な疑問とその解決方法を、国家資格を持ったプロとして詳しく解説。

「エコキュート交換の窓口」保有資格

2024年3月で製造終了の東芝製エコキュート、サポートは10年継続

東芝製エコキュート製造・販売終了告知
画像出典:東芝 エコキュート販売終了告知

東芝製エコキュートは、家庭用エコキュート(「HWH」から始まる型番のエコキュート)だけでなく、業務用エコキュート(「HWS」から始まる型番のエコキュート)も含めた全商品が、2024年3月31日をもって製造・販売終了となります。

製造・販売終了する東芝製エコキュート 対象型番
家庭用 HWH」から始まる型番のエコキュート
業務用 HWS」から始まる型番のエコキュート

しかし、保証・修理などのサポートは10年継続されます。

10年間のサポート期間は、「その商品が製造終了したタイミング」が起点となります。つまり、2024年3月31日から10年間は、東芝の保証・修理のサポートを受けることができます。

現在ご利用中の東芝製エコキュートが故障してしまった場合は、以下「相談センター」までお問い合わせください。

東芝エコキュート相談窓口 電話番号
家庭用エコキュート

東芝電気給湯機ご相談センター

0120-1048-19
業務用エコキュート

業務用ヒートポンプ給湯機修理ご相談窓口

0120-200-977

家電メーカーには「補修用性能部品の保有期間」が義務付けられている

家電メーカーには、自社製品が故障した際に修理ができるよう、修理用部品を持っていなければならない期間、「補修用性能部品の保有期間」が義務付けられています。

「その商品が製造終了したタイミング」を起点とする「補修用性能部品の保有期間」は、商品によっても異なりますが、エコキュートの場合最低8年、各メーカー10年程度としているところが多いです。

実際、東芝製のエコキュートでも、「補修用性能部品の保有期間」を10年としています。また製造・販売終了の告知ページでも「製造終了後、補修用性能部品は10年間保有し、保守・修理サービスを継続する」ことを明言しています。

東芝製エコキュートに限らず、「製造・販売終了となったエコキュートは、もう保証や修理を受けることができない」ということはありませんので、ご安心ください。

東芝製エコキュートから、他社のエコキュートに乗り換えるには?

現在東芝製エコキュートをご利用中の方の中には、「この際、別メーカーのエコキュートに乗り換えよう」と検討されている方もいるかもしれません。

そんな方は、専門業者や家電量販店から新しいエコキュートを購入し、一緒に交換工事をご依頼ください。

エコキュートの交換工事は、「第二種電気工事士」や「給水装置工事主任技術者」といった国家資格が必要となります。

これらの資格を持たない業者や一般の方が交換工事をしてしまうと、「電気工事士法違反」で「30万円以下の罰金、または1年以下の懲役」が科せられる可能性があるのです。

そのためエコキュートは家電量販店・専門業者を問わず、「本体 + 設置交換工事」とのセットで販売されることが一般的です。

家電量販店はもちろん、エコキュートの専門業者でも、新しいエコキュートの販売・設置工事を承っております。

エコキュートの専門業者である当社「エコキュート交換の窓口」では、見積もり無料・出張費・工事費・撤去費コミコミ価格で、メーカー希望小売価格はもちろん、大手家電量販店よりお安い費用で最新モデルのエコキュートをご用意しております。

東芝製エコキュートは他社製に交換するのがおすすめ

「まだ壊れていない」「問題なく使えている」「10年間はサポートがあるなら問題ない」といった理由から、製造・販売終了後も東芝製エコキュートをそのままご利用する方もいらっしゃると思います。

しかし、もし導入費用が問題とならないのであれば、東芝製エコキュートをご利用の方は、他社製のエコキュートに交換することがおすすめです。

その理由はシンプルで、「東芝製エコキュートより他社製のエコキュートのほうが性能が高く、月々の光熱費が安く抑えられる」からです。

東芝製エコキュートと他社製エコキュートの性能比較

メーカー 最上位モデルのエコキュート(370リットル) 発売年 年間給湯保温効率
東芝 HWH-X376HA-R 2021年 3.6
日立 BHP-FV37WD 2023年 4.2
三菱 SRT-P376UB 2023年 4.2
パナソニック HE-JPU37LQS 2023年 4.0
コロナ CHP-HXE37AZ1 2024年 4.0
ダイキン EQX37XFV 2023年 3.6

東芝製エコキュートは2024年現在、2021年に発売した商品が最新モデルとなっています。

対して他社製品は2023年に発売したエコキュートが最新モデルで、コロナ社ではすでに2024年モデルのエコキュートも販売開始しています。

この間、エコキュートの性能を示す「年間給湯保温効率」は各社どんどん向上しています。

「年間給湯保温効率」とは、国の補助金事業の基準値にもなっている、給湯や保温時の消費電力効率を示す指標です。この数値が高いほど、消費電力を抑え、効率的にお湯を沸かしたりお風呂の保温ができます

各社最上位モデルのエコキュートで「年間給湯保温効率」を比較してみると、他社メーカーは4.0を超えるものも多くなっています。

対して東芝は3.6。目安として、「年間給湯保温効率」が0.1違えば年間で1,000円程度の電気料金の差が出ると言われています(※)。0.6違えば6000円の差額が出ます。

※電気料金は契約地域、契約プランに応じ異なります。

ダイキン製の最上位エコキュートのみ、東芝と同じく4.0を下回っていますが、ダイキンはまだ2024年モデルのエコキュートを発表していません。今後この数値を上回ってくる可能性は高いです。

エコキュートを導入する一番大きな理由として、「月々の光熱費が安くなる」点を挙げる方は数多いです。その月々のランニングコストを考慮すれば、東芝製エコキュートより他社製のエコキュートのほうが断然お得なのです。

新しいエコキュートの導入費用がネックにはなる

もちろんメリットばかりではありません。東芝製エコキュートから他社製の新しいエコキュートに交換する際、どうしても「導入費用」がかかってしまいます。

導入費用は、購入するエコキュートにもよりますが、370リットルタイプのエコキュートなら、工事費込みで40万円~70万円程度が相場となります。

エコキュートは導入から10年程度が交換の目安となるので、10年以上使用することを前提に考えるなら、十分ペイできる費用ではあります。

とはいえ、導入時に数十万円以上の費用が掛かることは避けられません

現在東芝製のエコキュートをご利用中の方で、導入費用が問題となるようであれば、そのまま東芝製エコキュートを使用された方がいいかもしれません。

東芝製エコキュートから他社製エコキュートの交換費用を少しでも安くする方法

東芝製のエコキュートをご利用中の方で、「少しでも安く他社製のエコキュートに交換したい」とお考えの方は、専門業者に依頼することをおすすめします。

エコキュートはヤマダ電機やビックカメラ、ケーズデンキなどの家電量販店でも販売していますが、販売から設置工事まで自社で100%行う専門業者の方が、断然お安いからです。

一例として、当社「エコキュート交換の窓口」と大手家電量販店「ヤマダ電機」のエコキュート導入費用を比較してみると、専門業者である当社のほうが10万円~20万円程度当社お安くなっています。

メーカー 型番 ヤマダ電機の価格(税込) 「エコキュート交換の窓口」の価格(税込)
日立 BHP-F37WD 659,780円 428,000円
日立 BHP-F46WD 692,780円 448,000円
日立 BHP-FV37WD 692,780円 458,000円
日立 BHP-FV46WD 725,780円 478,000円
日立 BHP-FW37WD 747,780円 546,425円
日立 BHP-FW46WD 780,780円 577,775円
日立 BHP-FG37WU 544,280円 358,000円
日立 BHP-FG46WU 577,280円 378,000円
日立 BHP-FS37WH 736,780円 438,000円
日立 BHP-FS46WH 769,780円 458,000円
日立 BHP-F37WUK 571,780円 358,445円
日立 BHP-F46WUK 604,780円 389,135円
日立 BHP-F37WDK 725,780円 474,995円
日立 BHP-F46WDK 758,780円 506,345円
三菱 SRT-S376U 681,780円 469,000円
三菱 SRT-S466U 714,780円 489,000円
三菱 SRT-B376U 577,280円 502,455円
三菱 SRT-B466U 610,280円 466,755円
三菱 SRT-S376 654,280円 449,000円
三菱 SRT-S466 687,780円 479,000円
三菱 SRT-SK376D 659,780円 473,355円
三菱 SRT-SK466D 692,780円 509,655円
※いずれも「本体 + リモコン + 脚部カバー + 工事費」込み価格

専門業者と家電量販店で10万円以上も価格に差が出るのは、工事の外注費が発生するかしないかの違いが原因です。

家電量販店では、エコキュートを販売した後、契約している外注業者に、エコキュートの取り付け工事を発注します。この工事外注費がエコキュートの販売価格に上乗せされているのです。

対して専門業者の場合、工事は自社で100%行います。余計な外注費が発生しないので、その分コストダウンができるのです。

さらに専門業者は、メーカーからエコキュートを大量に仕入れているので、仕入れ価格も抑えることができます。こうしたコストダウンによって、専門業者は家電量販店よりも10万円以上も安くエコキュートの販売・取り付けをすることができるのです。

「エコキュート交換の窓口」なら、補助金申請も代行

2024年に新しいエコキュートを購入・交換すると、国から1台当たり8万円~13万円の補助金が交付されます。

これは国が実施する「給湯省エネ2024事業」による一般家庭への「高効率給湯器」の導入支援事業の一環で、これにより最大で13万円値引きしてエコキュートを購入・交換することができるのです。

ただし、補助金が交付されるには、補助金対象の性能要件を満たしているエコキュートを購入することだけでなく、「給湯省エネ事業者」として登録している業者にエコキュート設置を依頼しなければなりません。

「エコキュート交換の窓口」を運営する当社「株式会社RS」は、「2024年度給湯省エネ事業」の登録事業者です。2023年度の給湯省エネ事業でも登録事業者としてエコキュートの販売・工事を承っており、これまでに数多くのお客様の補助金申請を代行しております。

東芝製エコキュートからの交換をご検討されている方で、交換時に補助金も適用させたいとお考えの場合は、ぜひ当社「エコキュート交換の窓口」までご相談ください。


 

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