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エコキュート交換にかかる金額は?量販店と専門業者の工事費用相場

エコキュート交換にかかる金額は?量販店と専門業者の工事費用相場

お役立ちコラム
2023.12.11 更新
エコキュート交換にかかる費用は?

エコキュートの交換にかかる金額は、家電量販店と専門業者とで大きな差があります。そこで今回はエコキュート交換費用について、家電量販店と専門業者の平均相場を比較・解説いたします。

併せて、家電量販店と専門業者とでエコキュート交換の金額が変わる理由や、エコキュート交換費用の内訳、そして「安すぎる専門業者は信用できるのか?」といったお役立ち情報も併せてご紹介いたします。

エコキュート交換にかかる金額を確認したい方は、ぜひこの記事をご参照ください。

この記事を監修したエコキュートの専門家

エコキュート交換の窓口 日向 準(ひむかいじゅん) 給水装置工事主任技術者(第 267069 号)
第二種電気工事士(東京都 第 209331 号)

株式会社アールエスの「エコキュート交換の窓口」で、エコキュートの修理・交換工事を担当。ブログでエコキュートに関する様々な疑問とその解決方法を、国家資格を持ったプロとして詳しく解説。

「エコキュート交換の窓口」保有資格

エコキュート交換の費用相場は40万円~65万円

エコキュート交換費用相場

エコキュート交換にかかる金額は、専門業者の場合だと、370リットルのエコキュート交換40万円前後(工事費込み)460リットルのエコキュート交換45万円前後(工事費込み)となります。

対して家電量販店の場合、エコキュート交換にかかる金額は、工事費込みで平均60万円以上かかってしまいます。

370L 460L

エコキュート業者の交換費用相場

40万円~程度 45万円~程度
ヤマダ電機の交換費用相場 516,780円~747,780円
平均648,456円
549,780円~780,780円
平均679,692円
ビックカメラの交換費用相場 469,800円~927,560円
平均644,868円
499,800円~994,460円
平均681,577円
※ヤマダ電機の交換費用は「ヤマダ電機 リフォーム総合カタログ」調べ。
※ビックカメラの交換費用はビックカメラ.com調べ。

エコキュートの交換費用は、専門業者に依頼する場合と、家電量販店に依頼する場合とで金額に大きな差が出るので、注意が必要です。

エコキュート交換費用は、家電量販店より専門業者のほうが10万円以上安い

エコキュート交換を専門に行う「エコキュート交換の窓口」では、日立のBHP-F37WU(370リットル)への交換費用は、標準工事費用付で398,000円(税込み)。日立のBHP-F46WU(460リットル)だと、標準工事費用付で438,000円(税込み)となっています。

一方、ヤマダ電機の リフォーム総合カタログを確認してみると、工事費込みで最安なのがコロナの「HHP-YE37AY4-A(370リットル)」で516,780円。カタログ掲載の370リットル商品を見ても、工事費込みで約65万円が平均価格なっています。

またビックカメラでも、工事費込みで最安なのが三菱の「SRT-N376(370リットル) 」で、469,800円。ビックカメラで取り扱っている370リットルのエコキュートの価格を見ても、ヤマダ電機と同じく工事費込みで約65万円が平均価格となっています。

専門業者のエコキュート交換費用が安いのは、中間マージンを取られないため

日立BHP-F37WUの交換金額(工事費込み)

専門業者のエコキュート交換費用が安い理由は、中間マージンがかからないことです。

専門業者は工事を自社100%で行うので、外部業者に依頼する必要がありません。そのため余計な外注費用がかからないのです。

さらに専門業者は、エコキュートをメーカーへ大量発注するため、仕入れ価格を安く抑えることができます。

外注業者に委託することなく、メーカーへの大量発注で仕入れ値も抑えることができるため、専門業者はエコキュート交換費用を安くすることができるのです。

家電量販店のエコキュート交換費用が高いのは、外注をするため

家電量販店のエコキュート交換費用が高い理由は、工事を外注業者に依頼するためです。

エコキュートの取り付け・交換工事を行うには、「第二種電気工事士」と「排水装置主任技術者」という2つの国家資格が必要になります。

そのため「配達員が取り付けする」ということができず、資格を持った業者に依頼しなければならないのです。

外注が発生すれば、当然外注費がエコキュートの工事費として上乗せされます。その分エコキュート交換費用が高くなってしまうのです。

もちろん、家電量販店ではポイント活用できるというメリットがあるため、ポイントがたまっている人なら、ポイントを使って交換金額を安くすることは可能です。

しかし基本的には、「家電量販店でのエコキュート交換は割高である」という事実に変わりはありません。

エコキュート交換金額のうち、工事費は13万円~20万円程度

エコキュートの交換金額は「工事費込み」が基本

エコキュートの交換にかかる金額は、「工事費込み」が基本です。

エコキュートの交換費用は専門業者で40万円前後~、家電量販店で60万前後~となっていますが、そのうち「工事費」はおおよそ13万円~20万円程度が相場になっています。

なお、「エコキュート交換の窓口」の工事費は、出張費・撤去費コミコミの129,800円(税込み)で承っております。

エコキュートの交換工事では、以下作業を行います。

エコキュート交換工事の内容 工事の必要性
基礎工事 不要
電気工事 必要
古いエコキュート(貯湯タンクとヒートポンプ)の処分撤去 必要
新しいエコキュート(貯湯タンクとヒートポンプ)の設置 必要
配管工事 必要

この工事作業費用と、エコキュート本体の商品価格の合計が、「エコキュートの交換費用」となるのです。

業者によっては、現地で追加の工事費請求が発生する可能性も。

ただ、業者によっては見積もり後、現場に行ってから追加の工事費を請求する場合もあるので注意が必要です。

エコキュート交換工事で追加費用が請求される例

  • 搬出・搬入時にクレーン車(ユニット車)が必要になる。
  • 地盤が弱く追加の基礎工事が必要になる。
  • 故障個所によっては、分電盤交換や幹線張替え工事が必要になる。

エコキュート交換で追加費用が請求されるのは、工事の際にクレーン車が必要になったり、別途工事が必要になったりする場合です。

例えば集合住宅や狭い通路や間口の住宅の場合、エコキュートの搬出や搬入にクレーン車が必要になることがあります。

またエコキュート交換の場合、基礎部分は以前のものを使えるため、基礎工事は必要ありません。ただ設置状況によっては、新たな基礎工事を行う可能性もあります。

専門業者や家電量販店の中には、「現場の調査をしてから見積もりを出す」というところや、「最終見積もり後の追加請求なし」を明言するところもあるので、交換依頼前に追加請求の有無をしっかりと確認しておきましょう。

なお、「エコキュート交換の窓口」では、最終見積もり後の追加請求は一切ございませんので、ご安心ください。

エコキュートの撤去・廃棄費用は「標準工事費」に含まれることが多い

多くの専門業者や家電量販店では、エコキュートの撤去とその廃棄を標準工事費用に含めています。

ただ、これも業者によって異なるケースがあり、中には廃棄費用などが別途必要になる可能性もあります。

どこまでが「標準工事費用」に含まれるのかについても、依頼前にしっかりと確認しておきましょう。

ヒートポンプのみの交換金額は?

ヒートポンプユニット単体の交換費用は35万円~50万円程度

2023年現在、ヒートポンプユニット単体の交換が可能なメーカーは、「ダイキン」だけです。

ダイキン製のヒートポンプユニットのみを交換する場合、交換費用は総額350,000円~550,000円程度となります。

工事費:50,000円~100,000円 + ヒートポンプ代金:300,000円~450,000円

これは、専門業者にエコキュート全機器を交換してもらうのとほぼ同じ金額です。しかも貯湯タンクも10年~15年程度の使用で故障リスクが高まるため、結局後日、貯湯タンクも交換しなければならない恐れがあります。

そのため、「ヒートポンプのみの交換」や「貯湯タンクのみの交換」は、あまりお得にならない可能性があるということは、ご留意ください。

またダイキン製のエコキュートであっても、ヒートポンプユニット単体の交換できるのは、下記機種の貯湯タンクご利用のお客さまのみとなる点も、ご注意ください。

ダイキン 交換用ヒートポンプの対応貯湯タンク一覧
370リットル 460リットル
TU37 CFV TU46 EFV
TU37 DFV TU46 FFV
TU37 EFV TU46 GFV
TU37 FFV TU46 GMFV
TU37 GFV TU46 JFV
TU37 GMFV TU46 KFV
TU37 JFV TU46 LFV
TU37 KFV TU46 MFV
TU37 LFV TU46 MBFV
TU37 MFV TU46 NFV
TU37 MBFV TU46 PFV
TU37 NFV TU46 RFV
TU37 PFV TU46 SFV
TU37 RFV TU46 TFV
TU37 SFV TU46 UFV
TU37 TFV TUN46 LFV
TU37 UFV TUN46 MFV
TUN37 LFV TUN46 MBFV
TUN37 MFV TUN46 NFV
TUN37 MBFV TUN46 PFV
TUN37 NFV TUN46 RFV
TUN37 PFV TUN46 SFV
TUN37 RFV TUN46 TFV
TUN37 SFV TUN46 UFV
TUN37 TFV
TUN37 UFV
※参照データ:ダイキン:交換用ヒートポンプユニット

ヒートポンプや貯湯タンクのみの交換は、基本やっていない。

2023年現在、ダイキン以外のメーカーでは「ヒートポンプユニットのみの交換」や「貯湯タンクのみの交換」を受けていません。ヒートポンプ・貯湯タンク・リモコンを含めた「エコキュート全機器の交換」が基本です。

ヒートポンプや貯湯タンクのみの交換をしない(できない)理由は、互換性の問題です。貯湯タンクとヒートポンプユニットは特定の機器同士でなければ、安全な動作が保証できないのです。

別メーカー同士の商品はもちろん、たとえ同じメーカーであっても、モデルが違えば互換性がないケースがほとんどです。

各メーカーがモデルの異なるヒートポンプと貯湯タンクに互換性を持たせない理由は、「エコキュートが10年~15年程度で故障リスクが高まる」からです。

例えば10年使用したヒートポンプのみを新しく交換したとしても、すぐに貯湯タンクも壊れる可能性があります。そうすると後日改めて貯湯タンクも交換しなければならず、結果的に交換にかかる金額が高くなってしまいます。

そのため2023年時点では、「エコキュート交換は、全機器を一緒に交換する」というのが、各メーカーの基本方針になっているのです。

エコキュート交換の金額を安くするなら、補助金を使って専門業者に依頼

エコキュート交換の補助金は1台あたり5万円

エコキュートの交換費用は、専門業者と家電量販店で数十万円もの差が出るケースが少なくありません。

だからこそ、エコキュート交換にかかる金額を少しでも安くしたいなら、エコキュート交換の専門業者に依頼するのがおすすめです。

またエコキュートの交換では、対応機種により国や自治体からの補助金制度があります。専門業者が交換をする場合でも、もちろんこの補助金制度を利用できます。

エコキュート交換を安くしたいなら、専門業者に依頼し、さらに補助金を利用するのが断然お得です。

エコキュート交換の補助金について

エコキュートを交換すると、一台当たり50,000円の補助金が国から購入者に交付されます。

これは2023年度から始まった国の「給湯省エネ事業」の一環で、性能要件を満たすヒートポンプ給湯器(エコキュート)を購入した場合に限ります

補助金対象のエコキュート性能要件 給湯保温効率
区分名 想定世帯 貯湯缶数 貯湯容量 仕様
A 少人数 一般地 3
B 少人数 寒冷地 2.7
C 標準 一缶 320L未満 一般地 3.1
D 標準 一缶 320L未満 寒冷地 2.7
E 標準 一缶 320L以上 一般地 3.5
F 標準 一缶 550L未満 寒冷地 2.9
G 標準 一缶 550L以上 一般地 3.2
H 標準 一缶 550L以上 寒冷地 2.7
I 標準 多缶 一般地 3
J 標準 多缶 寒冷地 2.7
※参照データ:経済産業省エネルギー庁「給湯省エネ事業」

補助金の交付には国への申請が必要ですが、この申請は原則、工事を請け負う業者が代行します。

ただ、業者が申請を代行するには、国への事前登録が必要となります。この事前登録をしていない業者にエコキュートの交換工事を依頼すると、補助金が交付されない可能性があるので、注意が必要です。

さらに国の補助金以外に、地方自治体でもエコキュートの購入・交換に補助金を交付するところもあります。

代表的なのは東京都の「ゼロエミポイント」ですが、都道府県だけでなく市区町村ごとでも補助金支援を行っているので、ご自身の居住地でどのような補助金があるのか、確認しておくといいでしょう。

エコキュート交換費用が安い業者は信頼できる?

専門業者のエコキュート交換費用は、家電量販店と比べて数十万円以上安くなっています。ここまで安いと、逆に「本当に信頼できるの?」と不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、仕入れから交換工事まですべて自社で行う専門業者は、中間マージンが一切かかりません。そのため専門業者のエコキュート交換費用が家電量販店と比べて安いのは当然のことで、「安い業者は信用できない」とは一概に言えないのです。

交換費用が安すぎる場合、古い型式のエコキュートの可能性

ただ、明らかに相場よりも安い交換費用を謳う業者には注意が必要です。交換するエコキュートの型式が古い可能性があるからです。

中には「古いエコキュートでも、安ければ問題ない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、古いエコキュートを使うことは、色々とリスクがあります、

古いエコキュートは、修理部品がなくなるリスクが高い

古いエコキュートは、故障して修理しようとしても、すでにメーカーで修理用部品が欠品している恐れがあります。

というのも、メーカー側に義務付けられている「補修用性能部品の保有期間」が、エコキュートの場合最低8年と定められているからです。

「補修用性能部品の保有期間」とは、家電製品が故障した際に修理ができるよう、家電メーカーが補修用性能部品(修理用の部品)を保有している期間のことです。エコキュートの場合、各メーカー10年程度としているところが一般的です。

メーカー エコキュート 補修用性能部品 保有期間
日立 10年(※1)
三菱 10年
パナソニック 10年(※2)
コロナ 10年
ダイキン 10年
※1. 2012年10月以前発売分については8年
※2. 2017年11月26日以降の新商品および継続発売商品。これ以外は9年。

この保有期間は「その商品が製造終了したタイミング」が基点となるので、仮に古いエコキュートであっても、まだ製造終了していなければ、修理用部品の在庫がなくなる心配はありません。

しかし各メーカーともに毎年のように最新モデルのエコキュートを製造・販売し、それに伴い古いモデルは製造終了していることが多いのが実情です。

つまり古いエコキュートの場合、製造終了のタイミングによっては、仮に買ったのが2023年でも、数年後にはもう修理用部品がなくなっている可能性があるのです。メーカーが「エコキュートは10年程度で交換タイミング」と言っているのは、これが理由です。

安いからと言って古いエコキュートを購入するのは、リスクがあるということを理解しておきましょう。

古いエコキュートは省エネ性能が低い

エコキュートの最大のメリットは「給湯時に省エネできる」という点ですが、当然、新しいモデルのほうが省エネ性能は高くなっています。

エコキュートの省エネ性能は「年間給湯保温効率」という指標で示され、この数値が高ければ高いほど省エネ性能が高いと判断されます。

2010年前後のエコキュートの場合、年間給湯保温効率は「2.5~3.0」が平均的でした。しかし2022年~2023年モデルの場合、年間給湯保温効率は「3.0~4.0」と、さらに省エネ性能が高くなっています。

この年間給湯保温効率は0.1の差で、年間の電気代が約1,000円の差額が出ます。つまり、省エネ性能が低い古いエコキュートは、新しいエコキュートと比べると、長く使うほど損をしてしまうのです。

古いエコキュートは、補助金対象外となる可能性

さらに古いエコキュートは、補助金対象となる「省エネ法」の2025年度⽬標基準値を満たしていない可能性があります。

参考:経済産業省「給湯省エネ事業:対象機器の詳細」

この基準値以下のエコキュートに交換しても、1台あたり50,000円の補助金が支給されないのです。

エコキュート交換業者の中には、自社の在庫を処分するために、古いエコキュートを格安価格で販売しているところも少なくありません。

「明らかに相場より安いエコキュート交換業者」の場合は、エコキュートのモデル・型式をしっかりと確認しておきましょう。

エコキュート交換の金額を安くしたいなら、「エコキュート交換の窓口」

「エコキュート交換にかかる金額をできるだけ抑えたい」「最新モデルのエコキュートと交換したい」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ「エコキュート交換の窓口」までご連絡ください。

当社がご用意している交換用エコキュートは、すべて最新・直近モデル。工事費・出張費・撤去費込みで370リットルのエコキュート交換が398,000円から!

最終見積もり後の追加請求は一切なし。国の補助金申請の代行も承っております。

また「見積もり依頼の前に、エコキュート交換についていろいろ相談したい」「どんなエコキュートを選べばいいのかわからない」といったご相談ももちろん可能です。

エコキュート交換に関する様々な疑問や不安な点がございましたら、お気軽に「エコキュート交換の窓口」までお問い合わせください。

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