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2023年版 エコキュートおすすめメーカー比較 最新モデルの省エネ性能は?

2023年版 エコキュートおすすめメーカー比較 最新モデルの省エネ性能は?

お役立ちコラム
2023.8.7 更新
2023年版エコキュートメーカー比較

世界的なエネルギー費高騰が続く中、ガス給湯よりも電気代を抑えられるエコキュートに注目が集まっています。

そこで今回は、エコキュートの代表的な6メーカーの2023年時点の商品ラインアップを比較・紹介していきます。

また併せてエコキュートを比較する際のポイントについても詳しく解説いたします。

エコキュートの導入や買い替え、交換をご検討の方は、ぜひこの記事をご参考にしてください。

※東芝製エコキュートは2023年3月末をもってメーカー製造終了となりますのでご注意ください。

この記事を監修したエコキュートの専門家

エコキュート交換の窓口 日向 準(ひむかいじゅん) 給水装置工事主任技術者(第 267069 号)
第二種電気工事士(東京都 第 209331 号)

株式会社アールエスの「エコキュート交換の窓口」で、エコキュートの修理・交換工事を担当。ブログでエコキュートに関する様々な疑問とその解決方法を、国家資格を持ったプロとして詳しく解説。

「エコキュート交換の窓口」保有資格

エコキュートは「省エネ性能」と「使いやすさ」で比較する

省エネ性能
画像出典:経済産業省・資源エネルギー庁

エコキュートを比較する際に見るべきポイントは、「省エネ性能」と「使いやすさ」の2つです。

エコキュートの省エネ性能は、「年間給湯保温効率」や「省エネ基準達成率」で確認できます。

またエコキュートには「フルオートタイプ」や「セミオートタイプ」、狭い設置エリアでも導入できる薄型、お湯をためるタンクのサイズ、給湯圧力、その他各メーカー独自の機能など、家族構成や使用目的に応じた様々なモデルが用意されています。

そのためエコキュートを比較する際は、単に省エネ性能だけでなく、ご自身のライフスタイルで使いやすいものがどれなのかを考えることが大切になります。

「年間給湯保温効率」とは

エコキュートの省エネ性能を比較するうえでとても重要な指標となるのが、「年間給湯保温効率」です。

年間給湯保温効率とは、エコキュートの1年あたりの消費電力で、どれだけ効率よく給湯や保温ができるかを示す数値です。この数値が高いほど、少ない電力でお湯を沸かしたり保温したりすることができます。

年間給湯保温効率は、経産省資源エネルギー庁が行う「給湯省エネ事業」の目標基準値にも用いられているので、省エネ性能を比較するうえでは絶対に抑えておきたいポイントです。2023年モデルのエコキュートだと、性能差にもよりますが、年間給湯保温効率は2.8~4.2程度となっています。

あくまで目安とはなりますが、年間給湯保温効率が0.1違うと、電気代で1,000円程度の差が出るといわれています。つまり、年間給湯保温効率に1.0の差があると、1年間の電気代で10,000円近い差が出る可能性があるのです。

「省エネ基準達成率」とは

年間給湯保温効率の目標値は、世帯数やエコキュートのタンクサイズ、一般地タイプと寒冷地タイプなど、条件によって変わります。そのためこの数値だけを見ても、なかなか省エネ性能を判断できない人も少なくありません。

そこでもっとわかりやすく省エネ性能を示すものとして用意されているのが、「省エネ基準達成率」です。

省エネ基準達成率は、エコキュートが給湯省エネ事業」の目標値に対して、どの程度達成しているかを示す数値となっています。

省エネ性能の高い最新のエコキュートの場合、省エネ基準達成率が100%を超えるものも少なくありません。

使いやすさ比較は「給湯圧力」を要チェック

エコキュートは毎日の給湯に使うものだからこそ、「省エネ性能」と並んで「使いやすさ」もとても重要なポイントです。

エコキュートの使いやすさを比較する基準はいくつかありますが、その中でも特に抑えておきたいのが、「給湯圧力」です。

エコキュートは、作ったお湯を貯湯タンクに貯めて置き、そこから家の中へ給湯します。この時に、タンクの破裂を防止するために「減圧弁」を使って水圧を下げています。そのため、一般のガス給湯に比べると水圧が低くなっているのです。

具体的に、水道直圧式のガス給湯の水圧は300~500Kpa※程度なのに対し、減圧式のエコキュートの水圧は、180kPa程度になってしまいます。

※kPa:キロパスカル。空気圧の単位で、数値が高いほど高圧となる。

最大で約1/3にも低下する水圧の弱さは、特にシャワー使用時に非常にわかりやすく体感できます。ガス給湯の水圧に慣れている方だと、エコキュートの水圧の弱さに使いにくさや不満を感じることがかなりあるのです。

しかし最近では、給湯圧力を高くして、使い勝手のよくなったエコキュートも数多く出てきています。だからこそ、エコキュートの比較をするうえで、この給湯圧力は押さえておきたいポイントとなるのです。

給湯圧力以外の使い勝手は、差別化が難しい

給湯圧力以外のエコキュートの機能は、正直どのメーカーも大きな差別化ができていないのが現状です。

例えば「フルオートタイプ」か「セミオートタイプ」かの比較があります。

「フルオートタイプ」は、お風呂の湯張りや追い焚き、足し湯、ふろ配管洗浄など、お風呂に関する作業をすべて自動で行ってくれるエコキュートです。

対して「セミオートタイプ」は、自動で行うのはお風呂の湯はりのみ。追い焚きや足し湯といったその他の機能は持っていないエコキュートとなります。

当然、価格はセミオートタイプのほうがお安くなっています。しかしフルオートタイプのほうが使い勝手は断然よく、各メーカーもフルオートタイプのエコキュートをメインに製造・販売しています。

またお湯の除菌機能スマホアプリ連動など、メーカー独自の機能を売りにしているものも多数ありますが、「メーカー独自」と言いながらも、実は似たような機能のものが多くなっています。

どのメーカーも基本の「角型」以外に狭い設置エリアに対応できる「薄型」を用意していますし、外気温がマイナス25度でも使用できる「寒冷地モデル」や、海岸に近いエリアで使用する「耐塩害モデル」のエコキュートも、当然全メーカー取り揃えています。

「給湯」というシンプルな機能がメインの商品ですので、やはり給湯圧力以外の機能では、なかなか差別化が難しいのです。

幅広いタンクサイズや井戸水・硬水に対応するエコキュートを取りそろえるメーカーも

一方で、お湯を貯める「貯湯タンク」のサイズは、メーカーによってラインナップに多少差があります。

どのメーカーも基本的には3~5人家族向けの370リットル~460リットルをメインにしていますが、中には180リットルや300リットル、550リットルなど、少人数向けや大家族向けのエコキュートが充実しているメーカーもあります。

またエコキュートでは井戸水や硬水の使用が基本できませんが、井戸水や硬水に対応したエコキュートのラインナップが充実しているメーカーもあります。

ニッチなニーズかもしれませんが、この辺りを基準にしてエコキュートの使い勝手の良さを比較してもいいかもしれません。

メーカー別 エコキュート2023年最新ラインアップ

それではエコキュートの比較ポイントを整理したうえで、各メーカーの2023年時点のエコキュートラインアップを確認してみましょう。

今回取り上げるのは、国内エコキュート市場の多数を占める「パナソニック」「ダイキン」「日立」「三菱電機」「コロナ」「東芝」の6メーカーです。

パナソニック製エコキュート(2023年6月発売モデル)

パナソニック製エコキュート

型番 容量 給湯保温効率 省エネ基準達成率 給湯圧力
HE-JPU37LQS 370 4.0 114% 325kPa
HE-JPU46LQS 460 3.9 111% 325kPa
HE-JU37LQS 370 3.6 102% 325kPa
HE-JU46LQS 460 3.6 102% 325kPa
HE-NU37LQS 370 3.6 102% 325kPa
HE-NU46LQS 460 3.6 102% 325kPa
HE-SU37LQS 370 3.5 100% 325kPa
HE-SU46LQS 460 3.5 100% 325kPa
HE-NSU37LQS 370 3.3 94% 325kPa
HE-NSU46LQS 460 3.3 94% 325kPa
HE-J37LQS 370 3.6 102% 180kPa
HE-J46LQS 460 3.6 102% 180kPa
HE-N37LQS 370 3.6 102% 180kPa
HE-N46LQS 460 3.6 102% 180kPa
HE-C30LQS 300 3.3 106% 180kPa
HE-S37LQS 370 3.5 100% 180kPa
HE-S46LQS 460 3.5 100% 180kPa
HE-NS37LQS 370 3.3 94% 180kPa
HE-NS46LQS 460 3.3 94% 180kPa
HE-J37LSS
※セミ
370 3.5 100% 180kPa
HE-J46LSS
※セミ
460 3.5 100% 180kPa
HE-NSU37LQES
※耐塩
370 3.3 94% 325kPa
HE-NSU46LQES
※耐塩
460 3.3 94% 325kPa
HE-J37LQES
※耐塩
370 3.6 102% 180kPa
HE-J46LQES
※耐塩
460 3.6 102% 180kPa
HE-N37LQES
※耐塩
370 3.6 102% 180kPa
HE-N46LQES
※耐塩
460 3.6 102% 180kPa
HE-C30LQES
※耐塩
300 3.3 106% 180kPa
HE-NS37LQES
※耐塩
370 3.3 94% 180kPa
HE-NS46LQES
※耐塩
460 3.3 94% 180kPa
※参照:パナソニックエコキュート商品ラインアップ
※表記注:「寒冷」:寒冷地モデル / 「対塩」:耐塩害使用 / 「セミ」:セミオートタイプ / 「薄型」:薄型・コンパクトタイプ / 「井戸」:井戸水・硬水対応タイプ

ダイキン製エコキュート(2023年3月発売モデル)

ダイキン製エコキュート
型番 タンク容量 給湯保温効率 省エネ基準達成率 給湯圧力
EQX37XFV 370 3.6 102% 320kPa
EQX46XFV 460 3.5 100% 320kPa
EQ37XFV 370 3.3 94% 320kPa
EQ46XFV 460 3.3 94% 320kPa
EQN37XFV 370 3.3 94% 240kPa
EQN46XFV 460 3.3 94% 240kPa
EQX37XFTV
※薄型
370 3.0 100% 320kPa
EQX46XFTV
※薄型
460 3.0 100% 320kPa
EQ37XFTV
※薄型
370 2.8 93% 320kPa
EQ46XFTV
※薄型
460 2.8 93% 320kPa
EQ37XFHV
※寒冷
370 2.7 93% 320kPa
EQ46XFHV
※寒冷
460 2.7 93% 320kPa
EQ37XSV
※セミ
370 3.2 91% 320kPa
EQ46XSV
※セミ
460 3.2 91% 320kPa
※参照:ダイキンエコキュート商品ラインアップ
※表記注:「寒冷」:寒冷地モデル / 「対塩」:耐塩害使用 / 「セミ」:セミオートタイプ / 「薄型」:薄型・コンパクトタイプ / 「井戸」:井戸水・硬水対応タイプ

日立製エコキュート

日立製エコキュート
型番 タンク容量 給湯保温効率 省エネ基準達成率 給湯圧力
BHP-FV37WD 370 4.2 120% 500kPa
BHP-FV46WD 460 4.1 117% 500kPa
BHP-F37WD 370 3.5 100% 500kPa
BHP-F46WD 460 3.5 100% 500kPa
BHP-F37WDK
※寒冷
370 3.2 110% 500kPa
BHP-F46WDK
※寒冷
460 3.1 106% 500kPa
BHP-FW37WD
※井戸
370 3.4 97% 500kPa
BHP-FW46WD
※井戸
460 3.4 97% 500kPa
BHP-FW37WDK 370 3.1 106% 500kPa
BHP-FW46WDK 460 3.0 103% 500kPa
BHP-FR37WU 370 3.5 100% 195kPa
BHP-FR46WU 460 3.5 100% 195kPa
BHP-FG37WU 370 3.5 100% 195kPa
BHP-FG46WU 460 3.5 100% 195kPa
BHP-F37WU 370 3.3 94% 190kPa
BHP-F46WU 460 3.3 94% 190kPa
BHP-F37WUK
※寒冷
370 3.2 110% 190kPa
BHP-F46WUK
※寒冷
460 3.1 106% 190kPa
BHP-FS37WH
※薄型
370 3.0 100% 290kPa
BHP-FS46WH
※薄型
460 3.0 100% 290kPa
※参照:日立ニュースリリース
※表記注:「寒冷」:寒冷地モデル / 「対塩」:耐塩害使用 / 「セミ」:セミオートタイプ / 「薄型」:薄型・コンパクトタイプ / 「井戸」:井戸水・硬水対応タイプ

三菱製エコキュート

三菱電機製エコキュート
型番 タンク容量 給湯保温効率 省エネ基準達成率 給湯圧力
SRT-P556UB 550 3.3 103% 290kPa
SRT-P466UB 460 4.0 114% 290kPa
SRT-P376UB 370 4.2 120% 290kPa
SRT-P466B 460 4.0 114% 290kPa
SRT-P376B 370 4.2 120% 290kPa
SRT-PK556UBD
※寒冷
550 2.8 103% 290kPa
SRT-PK466UBD
※寒冷
460 3.4 117% 290kPa
SRT-PK376UBD
※寒冷
370 3.6 124% 290kPa
SRT-S556U 550 3.2 100% 290kPa
SRT-S466U 460 3.8 108% 290kPa
SRT-S376U 370 3.8 108% 290kPa
SRT-S466UA 460 3.4 97% 290kPa
SRT-S376UA 370 3.4 97% 290kPa
SRT-S556 550 3.2 100% 290kPa
SRT-S466 460 3.8 108% 290kPa
SRT-S376 370 3.8 108% 290kPa
SRT-S466A 460 3.4 97% 290kPa
SRT-S376A 370 3.4 97% 290kPa
SRT-S436UZ
※薄型
460 3.0 100% 290kPa
SRT-S376UZ
※薄型
370 3.0 100% 290kPa
SRT-S184D 180 3.1 100% 220kPa
SRT-B466U 460 3.6 102% 290kPa
SRT-B376U 370 3.6 102% 290kPa
SRT-B306DM 300 3.3 106% 180kPa
SRT-W466 460 3.3 94% 180kPa
SRT-W376 370 3.3 94% 180kPa
SRT-W376D 370 3.3 94% 180kPa
SRT-W306D 300 3.0 96% 180kPa
SRT-C466
※セミ
460 3.2 91% 180kPa
SRT-C376
※セミ
370 3.2 91% 180kPa
SRT-W436Z
※薄型
460 2.8 93% 180kPa
SRT-W376Z
※薄型
370 2.8 93% 180kPa
※参照:三菱エコキュート製品ラインナップ
※表記注:「寒冷」:寒冷地モデル / 「対塩」:耐塩害使用 / 「セミ」:セミオートタイプ / 「薄型」:薄型・コンパクトタイプ / 「井戸」:井戸水・硬水対応タイプ

コロナ製エコキュート

コロナ製エコキュート
型番 タンク容量 給湯保温効率 省エネ基準達成率 給湯圧力
CHP-HXE37AY5 370 4.0 114% 290kPa
CHP-HXE46AY5 460 3.9 111% 290kPa
CHP-HXE37AY5K
※寒冷
370 3.3 113% 290kPa
CHP-HXE46AY5K
※寒冷
460 3.2 110% 290kPa
CHP-E37AY5 370 3.3 94% 290kPa
CHP-E46AY5 460 3.3 94% 290kPa
CHP-37AY5 370 3.3 94% 190kPa
CHP-37AY5-2 370 3.3 94% 190kPa
CHP-46AY5 460 3.3 94% 190kPa
CHP-37AY4JE
※耐塩
370 3.3 94% 190kPa
CHP-46AY4JE
※耐塩
460 3.3 94% 190kPa
CHP-37AY4JJ
※耐塩
370 3.3 94% 190kPa
CHP-46AY4JJ
※耐塩
460 3.3 94% 190kPa
CHP-E37AY5K
※寒冷
370 2.8 96% 290kPa
CHP-37AY5K
※寒冷
460 2.8 96% 190kPa
CHP-37AY5K-2

※寒冷

370 2.8 96% 190kPa
CHP-46AY5K
※寒冷
460 2.8 96% 190kPa
CHP-ED302AY5
※薄型
300 3.0 100% 290kPa
CHP-E372AY5
※薄型
370 3.0 100% 290kPa
CHP-E462AY5
※薄型
460 3.0 100% 290kPa
CHP-ES46AY5
※薄型
460 3.3 94% 290kPa
CHP-ES46AY5K
※寒冷
※薄型
460 2.8 96% 290kPa
CHP-S46AY5K
※寒冷
※薄型
460 2.8 96% 190kPa
CHP-S46AY5K-2
※寒冷
※薄型
460 2.8 96% 190kPa
※参照:コロナエコキュート製品一覧
※表記注:「寒冷」:寒冷地モデル / 「対塩」:耐塩害使用 / 「セミ」:セミオートタイプ / 「薄型」:薄型・コンパクトタイプ / 「井戸」:井戸水・硬水対応タイプ

東芝製エコキュート

※東芝製エコキュートは2023年3月末をもってメーカー製造終了となります。

東芝製エコキュート
型番 タンク容量 給湯保温効率 省エネ基準達成率 給湯圧力
HWH-X376HA-R 370 3.6 102% 300kPa
HWH-X466HA-R 460 3.6 102% 300kPa
HWH-B376HA-R 370 3.3 94% 300kPa
HWH-B466HA-R 460 3.3 94% 300kPa
HWH-B566HA-R 560 3.0 93% 300kPa
HWH-B376HAN-R

※寒冷

370 2.8 96% 300kPa
HWH-B466HAN-R

※寒冷

460 2.8 96% 300kPa
HWH-B376H-R 370 3.3 94% 300kPa
HWH-B466H-R 460 3.3 94% 300kPa
HWH-B376-R 370 3.3 94% 170kPa
HWH-B466-R 460 3.3 94% 170kPa
HWH-B376N-R
※寒冷
370 2.8 96% 170kPa
HWH-B466N-R
※寒冷
460 2.8 96% 170kPa
HWH-B376HWA-R
※薄型
370 2.8 93% 300kPa
HWH-B376HW-R
※薄型
370 2.8 93% 300kPa
※参照:東芝家庭用エコキュート総合カタログ
※表記注:「寒冷」:寒冷地モデル / 「対塩」:耐塩害使用 / 「セミ」:セミオートタイプ / 「薄型」:薄型・コンパクトタイプ / 「井戸」:井戸水・硬水対応タイプ

メーカー別 フルオートエコキュート基本機能比較

メーカー名 給湯圧力 お湯除菌機能
パナソニック 高圧モデル:325kPa ×
標準モデル:180kPa
ダイキン 高圧モデル:320kPa

おゆぴかUV

標準モデル:240kPa
日立 高圧モデル:500kPa

きらりUVクリーン)

標準モデル:195kPa
三菱 高圧モデル:290kPa

キラリユキープPLUS

標準モデル:180kPa
コロナ 高圧モデル:290kPa ×
標準モデル:180kPa
東芝 高圧モデル:300kPa

銀イオンの湯

標準モデル:170kPa

高圧性能なら、日立のエコキュートがダントツ

以上、各社2023年時点でのエコキュートラインナップとなりますが、「給湯圧力」を基準に考えると、ガス給湯と変わらない500kPaという給湯圧力を誇る日立製エコキュートがダントツとなっています。

水道直圧給湯だから実現できる日立製エコキュートの高圧力

日立のエコキュートが他社と比べ給湯圧力が圧倒的に高いのは、「水道直圧給湯」を採用しているからです。

通常、エコキュートは貯湯タンクの破裂を防ぐため「減圧式給湯」を採用しています。しかし日立は瞬間的にお湯を沸かして給湯する独自技術「プレート式給湯熱交換器」を導入。これにより、一般のガス給湯と変わらない最大500kPa(※)という給湯圧力を実現しているのです。

※ご自宅の水道の元圧が500kPa以下の場合は、最高使用圧力の値も低くなります。

水道直圧給湯を取り入れた日立のエコキュートなら、キッチンと浴室の2か所で同時に使っても、高い水圧と豊富な湯量で使用することが可能です。

パナソニックは高圧力の「ウルトラ高圧フルオート」タイプを発売

給湯圧力の高いエコキュートをご希望の場合、日立以外にパナソニック製エコキュートもおすすめです。

パナソニックは2023年6月に最新モデルのエコキュートを発売。最新の省エネ性能と各種機能を取り入れた最新モデルのラインアップの充実度は、現時点でNo.1と言えます。中でも注目は、新たに登場した「ウルトラ高圧フルオート」タイプです。

パナソニックのウルトラ高圧フルオートのエコキュートは、減圧式ではNo.1となる325kPaという高い給湯圧力を実現しています。

またパナソニックのエコキュートは、フルオートタイプの全モデルに「AIエコナビ」を搭載。「ひとセンサー」が入室を検知することで、設定温度まで追い焚き。入浴していないときはふろの自動保温の消費エネルギーを抑え、効率的な省エネが実現できます。

さらにAIがお湯の冷め方を学習し、浴室不在時の繰り返し湯温チェックをカットしてくれる「湯温学習制御」も搭載され、これまで以上に省エネ性能が向上している点も見逃せません。

標準フルオートならダイキンのエコキュートも高圧力

ダイキン製エコキュートは、最上位モデルよりも価格帯を抑えた標準モデルのフルオートエコキュートが、高い給湯圧力を持っています。

日立製エコキュートで、500kPaという給湯圧力となるのは、高価格帯の最上位モデル「ナイアガラ」シリーズのみ。最上位モデルより価格帯を抑えた標準モデルのフルオートタイプとなると、日立製エコキュートの給湯圧力は、190kPaとなっています。

対して、2023年3月に新モデルを発売したダイキンのエコキュートは、リーズナブルな価格帯の「標準モデル」のフルオートタイプの最高使用圧力は240kPa

他のメーカーの標準モデルの給湯圧力が170kPaから190kPaなのに対し、標準モデルで200kPaを超えた給湯圧力を持っているのは、ダイキン製エコキュートのみです。

三菱は少人数や大家族向けエコキュートが豊富

各メーカーが370リットル~460リットルの貯湯タンクとセットになったエコキュートをメインに取り揃えている中、三菱電機では180リットルや550リットルなど、少人数向けから大家族向けのエコキュートのラインナップが充実しています。

さらに業界で奥行きが最薄モデルとなるエコキュートも用意しており、設置エリアが狭いため、他社のエコキュート導入をあきらめた方でも、三菱電機製のエコキュートなら設置が可能になるかもしれません。

高効率な給湯機能に強みを持つコロナのエコキュート

世界で初めて「エコキュート」を製造・販売したコロナは、「効率よくお湯を沸かす」「効率よくお湯をためる」「効率よくお湯を使う」という高効率に注力したエコキュートが特徴です。

省エネ給湯回路」「省エネ保温」など、コロナだけの省エネ技術にも強みを持ち、年間給湯保温効率も4.0と業界でもトップクラスの数値を記録。おふろの栓を抜くだけの自動配管洗浄機能など、使い勝手もいいのが特徴です。

唯一のメーカー5年保証を用意する東芝製エコキュート

東芝はエコキュートメーカーで唯一「エコキュートの5年保証」を用意しているメーカーです。

東芝以外のメーカーでは、有償での長期保証や、エコキュートの工事を請け負った施工会社の無償保証などはありますが、メーカーの無償保証となると1年~2年程度が基本です。

しかし東芝はエコキュートは本体だけでなくリモコンなども含めても全て5年間の無償メーカー保証。保証期間の長さは他社の追随を許しません。

エコキュートの耐用年数は10年程度となっておりますが、使用してから数年で何らかのトラブルが生じることも珍しくありません。そんな時でも東芝製のエコキュートであれば、安心してメーカー保証を受けることができます。

ただ、東芝のエコキュートは最新モデルが2021年までとなっている点が最大のネック。最新鋭の機能を搭載した他社と比較してリーズナブルな点はメリットですが、機能性に関しては若干劣るのは否めません。

エコキュート選びでお悩みなら、「エコキュート交換の窓口」までご相談を

エコキュート交換の窓口

以上、2023年6月までに発売されたエコキュートのラインナップ一覧と商品比較でしたが、省エネ性能や機能、使い勝手など、何を重視するかによって、選ぶべきエコキュートも変わってきます

色々調べたけど、結局どんなエコキュートを選べばいいのかわからない」とお困りの方は、ぜひ一度当社「エコキュート交換の窓口」までご相談ください。

エコキュートの交換・買い替えを専門に行う「エコキュート交換の窓口」では、各メーカーの最新モデルのエコキュートをご用意。その中からお客様のご利用環境やご利用状況に最適なエコキュートをご提案いたします。

エコキュートの交換・買い替えをご検討の方は、お気軽に「エコキュート交換の窓口」までご相談ください。

エコキュートの基礎知識一覧
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