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マンションなど集合住宅でのエコキュート交換・設置のポイントは?コツや注意点を解説

マンションなど集合住宅でのエコキュート交換・設置のポイントは?コツや注意点を解説

お役立ちコラム
2023.9.20 更新

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エコキュートは、一戸建てだけでなく、マンションでも使用可能です。

マンションなど集合住宅の場合は、一戸建てのように自由な対応ができませんので、事前に管理会社へ確認を行います。

搬出・搬入・機器の設置方法の違い、機種の選び方など、マンション等でのエコキュート交換・設置には、いくつかポイントがあります。

この記事では、

「マンション等のエコキュート交換工事を検討している方」や

「マンション等にエコキュート設置したいと考えている方」に向けて、

  • 交換工事や新規設置の前にやること
  • 交換工事や新規設置の流れ
  • 交換工事や新規設置費用の相場
  • 集合住宅に適した機種の選び方
  • メーカーおすすめの機種

について、解説いたします。

この記事が、マンション等でのエコキュート交換・設置のお悩み解消に役立つことができれば、嬉しく思います。

それでは、さっそくはじめてまいりましょう!

この記事を監修したエコキュートの専門家

エコキュート交換の窓口 日向 準(ひむかいじゅん) 給水装置工事主任技術者(第 267069 号)
第二種電気工事士(東京都 第 209331 号)

株式会社アールエスの「エコキュート交換の窓口」で、エコキュートの修理・交換工事を担当。ブログでエコキュートに関する様々な疑問とその解決方法を、国家資格を持ったプロとして詳しく解説。

「エコキュート交換の窓口」保有資格

マンション等でエコキュート交換・設置を行う場合は、管理会社に連絡する

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この記事では、マンションやアパート、テラスハウスやタウンハウスなど、集合住宅でのエコキュート交換・設置について、解説いたします。

なお、建築基準法では「集合住宅」という言葉ではなく、「共同住宅」あるいは「長屋住宅」という分類がなされています。

記事の中では、「共同住宅」が指すマンション、アパートや、「長屋住宅」に含まれるテラスハウスやタウンハウスをまとめた「総称」として、「集合住宅」と表現しております。

マンション等でのエコキュート交換・設置工事の注意点

マンション等、集合住宅でエコキュートの交換・設置は、管理会社への事前確認や、近隣へのご配慮を行った上で、進めていきましょう。

具体的な手順を、順番にご紹介していきます。

賃貸の場合も分譲の場合も、最初に、管理会社に確認を行う

マンション等、集合住宅でエコキュート交換・設置を行う場合、専有しているご自宅のスペースだけでなく、共有スペースに影響が及びます。

また、状況によっては、追加の工事が必要な場合があります。

一戸建ての場合のように、それらを自由に行うことはできません、

まずは、管理会社に「こうした工事が可能かどうか」を確認します。

賃貸であれば、所有者への確認も必要です。管理会社から連絡がいくのか、ご自身で対応が必要かも含めて、確認しておきましょう。

分譲の場合で、ご自身が所有者となっている場合でも、共有スペースを使うことになるので、管理会社への事前確認は必要です。

管理会社への確認事項

  • エコキュートの交換や設置工事を行えるかどうか
  • 必要に応じた追加工事を行えるかどうか
  • 工事にあたる施工会社は指定されているか、自由に選べるか
  • エレベーターや廊下など、共用スペースの使用は問題ないか
  • エレベーターは養生可能か
  • 設置箇所のコンクリートに、アンカーボルトを打ち直せるか

「アンカーボルト」とは、機器を固定させるため、設置面のコンクリートに打ち込むL字型のネジのことです。

エコキュートに交換に伴い、タンクサイズやメーカー、機種に変更があり、タンクの脚の位置が変わる場合は、打ち直しが必要なため、確認が必要となります。

タンクの搬出・搬入で、通過するルートおよび通過箇所の寸法を確認する

エコキュートは「ヒートポンプ、貯湯タンク、操作パネル」で構成され、「ヒートポンプと貯湯タンク」は、大型の住宅設備です。

機器の持ち運びに支障がないよう、「搬出および搬入をどういうルートにするか」見通しを立てて、その通過するルートの全ての寸法(縦幅・横幅)を事前に確認しましょう。

  • マンションのエントランス
  • マンションの廊下、階段、エレベーター
  • ご自宅マンションの玄関
  • ご自宅内の扉や通り口
  • ベランダのサッシ
  • ベランダの広さ

一般的なエコキュートのサイズ

エコキュートのサイズは、一般的に

  • 貯湯タンク:高さ180㎝、幅60㎝、奥行70㎝
  • ヒートポンプ:高さ70㎝、幅50㎝、奥行30㎝

ほどです。

貯湯タンクが大型だと、幅と奥行に、さらにプラス10㎝ほど必要です。

例えるなら、エアコンの室外機に似た外観の「ヒートポンプ」と、大型冷蔵庫並の「貯湯タンク」を、移動・設置するようなイメージです。

その他の注意点

マンション等、集合住宅でエコキュートを使用する場合、貯湯タンクは室内かベランダに設置します。

その点を考慮して、機種選びや管理会社、施工会社との準備を進めましょう。

また、搬出と搬入のために、玄関からベランダまで室内を通過します。

傷ついたら危ないものがないかを確認するとともに、当日は、それらを片付けておきましょう。

近隣へのご配慮も必要です。

設置当日の工事でご迷惑がかからないか、また、設置後に、ヒートポンプの騒音問題でもめないよう、管理会社に相談し、進めていきましょう。

  • 貯湯タンクは室内かべランダ設置となる
  • 貯湯タンクの搬出入のため、室内を通る
  • 近隣へのご配慮(事前に管理会社に相談)

マンション等でのエコキュート交換・設置の流れや費用の相場

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ここからは、実際に、マンション等の集合住宅でエコキュート交換・設置工事を行う場合の流れをご紹介します。

マンション等集合住宅でのエコキュート交換・設置に対応している施工会社を選ぶ

マンション等集合住宅の場合、対応していない施工会社もあります。

搬出・搬入の通路が狭い、アンカーボルトが打てない、配管がマンションごとに異なる点などを、懸念する場合があるからです。

施工会社探しをするときは、その会社の実績を確認したり、問い合わせしてみて、対応可能な会社に依頼しましょう。

交換・設置工事前に、施工会社と打ち合わせを行う

エコキュートの交換・設置工事は、施工会社が事前に下見を行い、見積もりを作成します。

下見の際は、

  • 搬出・搬入のルート確認
  • 設置場所・施工方法

については特に念入りに確認しておきましょう。

また、現在の設置場所(ベランダ)の状況も共有しておきましょう。

エアコンの室外機がすでにあり、新たに加わるエコキュートのヒートポンプと上下2台で設置する場合などは、室外ユニットの準備も必要になるかもしれません。

他にも、

  • エレベーターを使うのか、低層マンションのため階段での移動になるのか
  • 当日のスタッフ人数や所要時間の見込み

なども併せて確認をしましょう。

エコキュート交換・設置工事の流れ

搬出・搬入経路の整備(エレベーターの養生など)

交換の場合、

貯湯タンクの水抜き(〜1時間程度)、ベランダや室内からの古いエコキュートの運び出し

設置面や配管など土台の整備

新しいエコキュートの搬入

設置(ヒートポンプ、貯湯タンク、操作パネル)

配管、配線の繋ぎ合わせ

脚部カバーや操作パネルの取り付け

撤収作業・片付け

終了

新規にエコキュートを設置する場合は、電力会社に連絡する

ガス給湯器からエコキュートに変更する、電気温水器からエコキュートに変えるなど、新しくエコキュートを使用する場合は、電力プランを切り替えます。

エコキュートは深夜電力を活用する給湯器で、主に、夜間に作動してお湯をつくります。

エコキュートを使う場合は、「深夜の電気料金が割安、日中が割高」な、エコキュート専用の電力プランを利用します。

忘れず、電力会社へも連絡しましょう。

一般的なエコキュート交換工事の手順は、下記記事でも詳細解説しております。

【エコキュート交換の方法】どんな手順?DIYは危険?工事には専門知識と資格が必要

マンション等、集合住宅でのエコキュート交換・設置費用の相場

エコキュート交換・設置の「工事だけ」の費用は、一般に「10〜20万円」、工事にかかる時間は半日(4〜7時間)程度といわれます。

これは標準的なケースのため、

  • 特別の事情がある
  • 配管など土台のための整備が必要
  • マンション等のため、通常よりも手間や時間がかかる

など、個別の事情があって付随工事が増える場合は、金額も時間もアップします。

ただ、マンション等の場合「通常よりも難しい」とされることが多いですが、「小型の貯湯タンクを室内設置する形で、通常より簡潔に工事が終わる」場合もあり、ケースバイケースといえます。

また、エコキュート本体の購入は別で、工事だけを単体で業者に依頼することは少ないです。

多くの場合、本体購入も込みで、交換・設置全体を依頼します。

その場合、本体・撤去・廃棄・処分込みで、エコキュート交換費用の相場は30〜80万円程度とされています。

マンション等でのエコキュートの選び方

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集合住宅に適したエコキュートの機種の選び方

集合住宅でエコキュートを使用する場合は、全ての機種が使えるわけではなく、条件が課せられている場合があります。

その条件や内容は、物件ごとに異なるので一概にはいえませんが、設置場所などに、限定的な条件があります。

しかし、一方で、メーカーのほうでも、集合住宅を想定したタイプや、コンパクト化したエコキュートを発売しているので、そうした機種から選択すれば、エコキュートを使用できます。

メーカーにより「屋内設置、コンパクトタイプ、集合住宅用、狭小スペース用」など、色々な表現がされています。

エコキュートメーカー各社から、集合住宅を想定した便利な機種が発売されているので、ご紹介します。

メーカーおすすめ集合住宅向けエコキュート:三菱電機

狭い設置スペース・集合住宅にも エコキュート ライト/コンパクト エコキュート

タンク容量:180L(1〜4人様)

エコキュート ライト<給湯専用>

システム形名 Aシリーズ:一般地向けSRT-N184D/寒冷地向けSRT-NK184D

三菱エコキュートコンパクト給湯専用1
  • シンプルな給湯専用
  • 快適な高圧給湯力
  • 集合住宅向け

ワンルームアパート、マンション・単身寮・福祉施設向けの給湯専用エコキュートで、貯湯タンクをメーターボックス内に納め、ヒートポンプのみをベランダに設置します。

三菱エコキュートコンパクト給湯専用2

メーカーおすすめ集合住宅向けエコキュート:パナソニック

コンパクトで、デザイン性を高めた貯湯ユニット

対応機種:[対応機種:JP、J、N、S、NS、FP、F、Lシリーズ]

パナソニックコンパクト型
  • 狭い敷地でも設置しやすいコンパクト設計
  • 集合住宅であればメーターボックス内に収納

 

メーカーおすすめ集合住宅向けエコキュート:コロナ

集合住宅専用エコキュート

1缶式 185L/300L/370L

フルオート・追いだき

一般地向け(−10°C対応)

コロナエコキュート集合住宅専用
  • 集合住宅のメーターボックスを利用した設置が可能
  • ヒートポンプと貯湯タンク間は最長25mで柔軟な設置が可能

エコキュート交換の窓口

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この記事では、

  • 交換工事や新規設置の前にやること
  • 交換工事や新規設置の流れ
  • 交換工事や新規設置費用の相場
  • 集合住宅に適した機種の選び方
  • メーカーおすすめの機種

など、マンション等のエコキュート交換・設置工事の流れについてご紹介しました。

エコキュート交換の窓口は、エコキュート交換の専門会社。

一般的なエコキュート交換工事の他にも、個別の事情に対応できるようオプションメニューがございます。

メールやお電話で状況を伺いお見積もりを作成、または、ご自宅に伺い現地見積もりも対応可能です。お見積もり後の追加請求は、ありません。

明朗会計、お客様本意、手厚い保証をモットーに、工事費・出張費・撤去費・廃棄費すべて込みの378,000円から、エコキュートの交換を承っております。

各種メーカーの人気機種や最新機種まで、在庫も豊富にございますので、スピーディーに対応いたします。

無料の10年保証をご用意し、購入後・設置工事後のトラブルにもしっかりと対応いたします。

365日年中無休、24時間メール受付・7時〜22時お電話受付しております。

エコキュート交換をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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