「エコキュートが壊れたけど、お金がない!」ときの対処方法と解決策について
「エコキュートが壊れたけど、お金がない!」ときの対処法について、解説します。毎日使うエコキュートが壊れたら、不便なことはもちろん、気がかりなのが費用ですね。修理にはお金がかかりそうだし、交換って高くつきそうだし、いまお金がないのにどうしよう・・・とお困りの方。そんなときでも、対応方法はあります。それでは、解決策について、ご紹介していきます。
この記事を監修したエコキュートの専門家
キンキュートー
日向 準(ひむかいじゅん)
給水装置工事主任技術者(第 267069 号)
第二種電気工事士(東京都 第 209331 号)
株式会社RSXの「キンキュートー」で、エコキュートの修理・交換工事を担当。ブログでエコキュートに関する様々な疑問とその解決方法を、国家資格を持ったプロとして詳しく解説。
お金がないときにエコキュートが壊れた際の対処方法
エコキュートが壊れてしまった!でも、お金がない。このような場合の、対処方法について解説します。
エコキュートメーカーの保証期間と内容と確認する
エコキュートが壊れても、保証期間かもしれません。パーツによっては無料交換が可能です。まずは、保証内容を確認してみましょう。
メーカー | 本体 | ヒートポンプ
・冷媒系 |
缶体 | 延長制度 |
三菱電機 | 2年 | 3年 | 5年 | 5・8・10年 |
パナソニック | 1年 | 3年 | 5年 | 5・8・10年 |
日立 | 1年 | ー | ー | 7・10年 |
コロナ | 2年 | 3年 | 5年 | 5・8・10年 |
ダイキン | 1年 | 5年 | ー | 10年 |
東芝 | 5年 | 5年 | ー | 8・10年 |
エコキュートメーカーのサポートセンターに問い合わせてみる
故障の状態や保証の内容について、自分ではイマイチよくわからないときは、エコキュートメーカーのサポートセンターに問い合わせてみましょう。問い合わせにお金は発生しませんし、製造元なら詳しい話ができるかもしれません。
メーカー | サポートセンター |
三菱電機 | サポート・お問い合わせ |
パナソニック | お問い合わせ |
日立 | お問い合わせ |
コロナ | サポート・お問い合わせ |
ダイキン | よくあるご質問 |
東芝 | お客様サポート |
続いて、保証が効かず、修理・交換を検討する場合の対処方法について、ご紹介していきます。
お金がないときにエコキュートが壊れた際の修理・交換の依頼方法
お金がないときにエコキュートが壊れた際の、修理・交換の依頼方法についてご紹介します。
ちなみに、修理にするか・交換にするかの判断は、10年が目安です。エコキュートの寿命は一般的に10年といわれています。そろそろ10年を迎えるとか、10年を過ぎているなら、交換で新品に替えてしまうほうが、おすすめです。
修理・交換を依頼するときは、事前に支払い方法を確認する
修理する場合も、交換の場合も、まずは依頼先の支払い方法を確認しましょう。支払い方法としては、現金、電子マネー、クレジットカード、後払い、分割払い(ローン)、などがあります。
依頼先探しをするときは、その会社の支払い方法も確認しておいて、メールや電話で問い合わせる際に再確認すると、より安心ですね。
現金払いのみの対応だと、手元にお金がないときは依頼できません。後払い対応や、分割の支払いに応じてくれる会社であれば、今すぐお金がなくても、依頼することができます。
または、クレジットカード払いができて、さらに分割払いを選択すれば、初期の費用は抑えられます。電子マネーの場合でも、クレジットカードでチャージするスタイルなら、同様ですね。
後払いの場合は「商品到着後、何日までに支払いが必要か」「支払いは現金のみか、その他も可能か」という点を、そして分割払いの場合は、そのローンの契約内容を、併せて確認しておきましょう。
交換費用が安い施工会社を探す
そろそろエコキュートの耐用年数(約10年)を迎えるのであれば、遅かれ早かれ交換が必要になりますから、修理よりも交換するのがおすすめです。
エコキュートの性能も日々向上していますので、快適さや省エネの面からも、トータルの満足度が上がるといえるでしょう。
その場合、いかに安くて良心的な施工会社を見つけるか、ということが大事になりますね。これからご紹介するポイントを参考にしてみてください。
安くて良心的なエコキュート交換会社を探すポイント
- 読みやすく、整理して情報を伝えている
- 料金体系がわかりやすい
- 事前見積もり
- 追加請求がない
- 対応エリア内(お住まいの地域に対応している)
- 対応が早い
- 取り扱い商品数や在庫量が多い
- 保証やアフターサービスが充実している
- 施工実績が豊富
- 補助金申請をサポートしてくれる
- 質問や気になることを尋ねやすい
これらのポイントをより多く満たす交換会社は有望です。
また、こちらの記事では「エコキュートの交換の依頼先」について詳しく解説しております!よろしければ、参考になさってみてください。
「エコキュートの交換はどこに頼むのがいい?選び方のポイントとおすすめ業者をご紹介!」
キンキュートーは、エコキュート交換の専門会社。中間マージンなしだから、その分、お安くご提供が可能。工事費全て込みのプランです。メールは24時間365日受付、お電話7時〜22時。どうぞいつでもご連絡ください。
初期費用を抑えるためにリースを検討する
リースで交換を検討する
リースでも、エコキュートの交換は可能です。リースであれば、月々の支払いは4000円台からなので、初期費用を抑えることができますね。
大手電力会社の子会社が、リース契約のサービスを提供しています。
主なエコキュートのリース会社
リース名 | 会社名 | グループ |
eライフリース | 株式会社Eライフ・パートナーズ | 東北電力 |
エネカリ | TEPCOホームテック株式会社 | 東京電力 |
かんでんeリース | かんでんEハウス株式会社 | 関西電力 |
あっと!電化パック | 株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス | 中国電力 |
eライフサポート | 四電エナジーサービス株式会社 | 四国電力 |
九電スマートリース | i-PROJECT | 九州電力 |
それぞれ対象エリアが別れておりますので、お住まいの地域に応じて、参考になさってみてください。
エコキュート交換をリースする場合の費用
一例として、TEPCOホームテック・エネカリを利用する場合の費用についてご紹介します。
「TEPCOホームテック・エネカリ」とは、東京電力グループのTEPCOホームテック株式会社が提供する、「エコキュートの交換・買い替え」の定額利用サービスの名称です。
TEPCOホームテック・エネカリの初期費用と月々の費用
初期費用0円で利用できます。毎月の費用は、機器代・工事費込で定額5,600円〜となっています。
TEPCOホームテック・エネカリの取り扱いメーカー
三菱電機、パナソニック、日立、コロナ、ダイキン、CHOFUなど
下記の補助金・キャンペーンを利用すると、最大7万円分がおトクになりますが、その場合は、対象の機種から選ぶ必要があります。
制度・キャンペーンの名称 | 補助額 |
給湯省エネ事業 | 5万円/台 |
東京電力エナジーパートナー 広がる!みみんなでエコ替えキャンペーン | 2万円/台(おひさまエコキュート)
1万円/台(従来型のエコキュート) |
※1. 給湯省エネ事業は、2023年3月31日から開始され、予算上限に達するまで、遅くとも2023年12月31日まで、となっております。
※2. エコ替えキャンペーンは、設置期間:2023年6月1日〜2023年9月29日、応募期間:2023年7月3日〜2023年9月29日までとなっております。
※3. おひさまエコキュートとは、深夜の電力を使う従来型とは異なり、太陽光発電エネルギーを用いるエコキュートの総称です。自家消費率の上昇により、節約・省エネになると注目されています。
※4. いずれも、2023年7月5日時点の情報となります。
TEPCOホームテック・エネカリの保証内容と保証期間
TEPCOホームテックの保証期間は、「機器・工事10年保証」となっています。
この期間中の、製品の不具合や修理・交換は無償です。ただし、故障原因が使用状況に起因する場合には、有償の場合もあります。
アフターメンテナンスは、専用のサポートセンターへ
TEPCOホームテック コールセンター(24時間365日受付対応)
TEPCOホームテック・エネカリの契約期間
TEPCOホームテックの契約期間は10年です。利用期間満了後、機器は無償譲渡となります。
サービス期間中は原則解約ができず、やむを得ず解約する場合は、解約時のサービス料残額や消費税額の支払いなどが必要です。
参考ページ:エネカリ FAQ
エコキュート交換をリースする場合の注意点
エコキュート交換の初期費用を抑えるには、リースは便利なサービスです。契約期間中の不具合にも、一部を除いて、無料で修理・交換に対応してくれます。
しかし注意点もあります。
〈エコキュートをリースするときの注意点〉
- 途中解約ができない点
- 標準工事以外の工事が必要な場合がある
- 対象機器が決まっていること
- トータルでは割高になる
それでは、順番にチェックしていきましょう。
途中解約できない
リース契約は、やむを得ない場合を除いて、基本的に途中解約ができません。契約期間満了までの残額や手数料が必要になるケースがほとんどです。
標準工事以外の追加工事費用が必要な場合がある
リース契約でエコキュート交換を行う場合、一般的には工事費用も含まれていますが、ご自宅の状況によっては、追加の工事が発生する場合があります。
主に、追い炊き配管の新設やブレーカーの交換工事などで、追加で費用が発生します。問い合わせの際に質問して、事前に確認しておきましょう。
対象の機器が決まっている
全ての機器からお好みを選ぶことはできず、対象の機器から選ぶことになります。
とはいっても、人気メーカー各社の最新機種が揃っているので、この点は、あまり不便はないといえそうです。
トータルでは割高になる
リースは初期費用は抑えられても、トータルでは割高です。
先程のTEPCOホームテック・エネカリのエコキュート契約を例とした場合の、契約期間(10年間)のトータル費用は最低でも672,000円以上かかります。
毎月 5,600円〜 ✕ 12ヶ月 = 67,200円
毎年67,200円〜 ✕ 10年間 = 672,000円
分割払いは初期費用が安く済んでも、トータルでは割高
初期費用を抑える点では、分割払いも同様に便利です。
ただし、ローン契約の前に「契約内容が自分にとって無理のない支払いスタイルか」などの確認が必要です。また、一括で払うよりも「金利手数料分多く支払わなければならない」点も併せて、判断しましょう。
火災保険が適用できる場合がある
エコキュートの保証は、一般的にメーカー保証となりますが、火災保険が適用できるケースがありますので、契約内容を改めて確認してみましょう。
エコキュートの故障に火災保険が適用できるケースについて
火災保険というのは、火災だけでなく、自然災害や盗難など住宅に関わるさまざまな損害が保証範囲になっていることが多いです。
火災保険の対象が「建物」の場合
エコキュートは屋外で簡単には取り外しできない状態で設置されているもの=建物の一部、とみなされ、保証対象になるケースがあります。
- 火災による故障
- 落雷による故障(過電流など)
- 風災による故障(台風や強風で物がぶつかるなど)
- 雪災による故障(屋根からの落雪で破損したなど)
- ひょうによってエコキュートが破損した
- 盗難
- 車の衝突や物体の落下で故障した
対象外となるケースについて
- 経年劣化による故障
- 地震が原因の故障
- 水没による故障(実際は厳しい基準がある)
地震によるエコキュートの転倒や、地震に起因する噴火、津波などによる故障は、火災保険の対象外のことが多いです。
洪水や高潮などでエコキュートが水没した場合も、厳しい基準があるので、それをクリアした場合でないと、火災保険の対象とはなりません。
キンキュートーなら、後払いが可能
「エコキュートが壊れたけど、お金がない!」とき、リースや分割払いで初期費用を抑えるのも一つの方法ですが、割高になってしまう点は悩ましいです。
エコキュート交換の専門会社「キンキュートー」は、後払いが可能。
今すぐ手元にお金がなくても、新品のエコキュートに交換できるのです。
そして何より、お安くご提供が可能!中間マージンがない分から、その分、エコキュートをお安くご提供できるのです。どうぞご検討ください。
工事費全て込みのプラン、事前見積もり、無料の10年保証で安心も大きいですよ。
メール受付24時間365日、お電話受付7時〜22時
どうぞ、お気軽にご連絡ください。
キンキュートーの支払い方法
キンキュートーのお支払い方法について、ご説明します。
各種方法からご選択いただけ、企業様のご請求書払いも対応しております。
- 現金
- クレジットカード
- 銀行振込み
- ペイペイ
- 後払い
※後払いについては、一部対応していないエリアもございますので、お問い合わせの際、ご希望をお伝えください。
キンキュートーの後払い方法
キンキュートーの後払い「@払い」について、こちらで詳しく説明しております。
郵便局やコンビニでお支払いができ、現金の他、各種電子マネー(d払い請求書払いアプリ・LINEPayアプリ・楽天銀行アプリ・ファミペイ請求書支払い)にも対応した、便利なサービスです。
- クレジットカードのご利用不可
- 分割払いはできない
- お支払い期間はご請求書到着から14日間
- コンビ二店頭の支払い手数料(66円〜550円)
となっておりますので、ご注意ください。